職場でMackerelのアラート設定を行う機会がありそうでしたので、予習がてら個人Mackerelで監視ルールの設定を行い、挙動を確認しました。
MackerelはUIがとても分かりやすく設計されている為、操作に迷うことはありませんでしたが、ドキュメントに残しておくのは大事なことかと思いましたので、監視ルールの設定からアラート通知までの一連の手順を本記事に残そうと思います。
概要
本記事では以下の監視ルールを設定します。
- AWS EC2インスタンスのCPU使用率が敷居値を超えた時、管理者のメールアドレス宛にアラート通知を飛ばす。
監視ルールの追加
- Mackerelの管理コンソール画面を開きます。
- 画面左ペイン「Monitors」をクリックします。
- 画面右上「監視ルールを追加」をクリックします。
- 「ホストメトリック監視」をクリックします。
- 監視ルールを設定します。メトリックで「CPU%」を選択し、敷居値はWarning条件が「50」以上、Critical条件を「70」以上に設定します。平均値監視は「3」とします。
- アラート発生までの最大試行回数は「2」回を選択します。
絞込から、監視対象サービス / ロールを指定します。
- 基本設定から監視ルール名とメモを設定します。オプションについては設定しないものとします。
全てのパラメータを入力したら画面左下の「作成」をクリックします。
- 監視ルール設定画面にて、作成した監視ルールが追加されていることを確認します。
参考
アラート通知
では作成した監視ルールが想定通りの挙動をするのか確認します。
実際にホストのCPUを上げて、想定どおりにアラートが通知されるのかを確認します。
今回はCPUメトリックを監視している為、CPUに負荷をかけます。
対象のEC2インスタンスにSSH接続し、以下コマンドを実行します。
※CPU値が平気で100%とかいくんでテスト機で実行するようにして下さい
yes > /dev/null
コマンド実行後しばらく待つと、管理者メールアドレス宛にアラート通知が届きます。
流石Mackerel、アラートメールも見やすいです。
これなら即座にアラート内容を確認することができます。
無事アラートが通知されることが確認できましたら、本手順は完了となります。
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