ITパスポートという資格を皆さんご存じでしょうか?
ITパスポートとは、「ITを活用するすべての社会人にとって必要となる、ITの基本的な知識を身に着けていることを証明する」資格です。
IPAの資格試験制度の中では、スキルレベル1と難易度がとても低く、誰でも取得するチャンスがある資格と言えます。
特にIT職の方であれば、当たり前過ぎる試験内容に腰を抜かすかも知れません。。
しかし、いくら難易度が低いといっても国家資格です。舐めて掛かると落ちます。
本記事では、管理人が実際にITパスポートに1週間で合格した方法を公開します!
前提
ITパスポートを受験する方はまず、過去問サイトで過去問を解いて、自身の現状の力を把握しましょう。
過去問サイトは、下記の「過去問道場」がオススメです。
・過去問道場:https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php
直近の年の過去問を模擬試験形式で解いてみて、自身の現状の点数ラインを把握しておきましょう。
もし合格点を超えていても、本番試験に確実に受かる為に、最低でも一週間は勉強しておきましょう。
勉強方法
1週間のスケジュール
- 1日目:試験の予約 / 参考書の購入 / 過去問の実施
- 2日目:過去問を実施し、不明点があれば参考書を読んで理解する!
- 3日目:過去問を実施し、不明点があれば参考書を読んで理解する!
- 4日目:過去問を実施し、不明点があれば参考書を読んで理解する!
- 5日目:過去問を実施し、不明点があれば参考書を読んで理解する!
- 6日目:過去問を実施し、不明点があれば参考書を読んで理解する!
- 7日目:!本番試験! ※可能であれば直前に過去問を1周しておくこと
お気づきでしょうか。。
そうです。実はITパスポートは過去問を十分にこなしておけば、ほぼ確実に合格できる試験なのです。
スキルレベル1だけあって、過去問と類似した問題が出題されたり、出題の傾向を掴めば例え未知の問題に遭遇しても選択肢が絞り込めたりすることができます。
とにかく過去問を解いて、不明点は参考書を読んで理解する!
上記を1週間ほど繰り返しておけば、ほとんどの方であれば合格ラインを目指すことができるでしょう。
もう一度言います!大事なのは「過去問をひたすら解くこと!」です。
オススメの参考書
私は今回ITパスポートの受験にあたり下記の参考書を購入しました。
各項目別に詳細にではなく概念的に説明されているので、ITに疎い方でも内容がすんなり入ってくると思います。
参考書の使い方としては、前ページ読む必要はなく、過去問を解く中で見つけた不明点や自身の弱点の箇所だけ読んでおけば大丈夫です。
少し分厚いですが、臆することはありません。
受験にあたってのコツ
ITパスポートを受験するにあたっていくつかコツを紹介しておきます。
- 計算問題はある程度は諦める
ITパスポートでは計算問題がいくつか出題されます。もちろん解くに越したことは無いのですが、ITパスポートの合格点である総合得点600点というのは、計算問題をある程度捨てても平気で届くレベルのラインなのです。ですので、計算問題に無理にしがみつかずに暗記で取れる問題を優先して過去問や本番試験に取り組みましょう。 - 暗記はせず内容の理解に努める
これはどの資格試験にも共通して言えることですが、過去問を解く際は問題文と答えを暗記して高速周回するのではなく、時間を掛けて良いので”何故その選択肢になるのか”を、しっかり考えて取り組んで下さい。 - 100点を目指そうとしない
端的に言うとITパスポートの合格点は600点/1000点です。
6割取れてれば合格できるので、例えば参考書の内容全てを理解しようとはせず、過去問の傾向から出題頻度の高いジャンルに絞って勉強をしてください。
ITパスポートの出題範囲全て理解しようとするなら、上位資格である基本情報技術者試験に挑む方が良いと思います。
まとめ
試験自体はとても簡単だったなというのが所感ですが、内容はITに関する基礎的な知識・知見が幅広く求められる良い試験だったなと思いました。
引き続き、上位資格である、情報セキュリティマネジメント試験に向けて学習を進めたいと思います。
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