はじめに
以前、PCを自作しましたのでその構成についてまとめてみようと思います。
予算は3万円と中々の低予算になっています。
PCとして動く最低限の構成を考えました。
あくまで構成についてですので手順等については記載しません。
では、どのような構成にしたのか見ていきましょう。
※本記事に記載されているパーツ、パーツURL、価格については2021年3月17日時点のものになります。
情報は常に変動しますので、本記事を参考にPC構築を考えている方はご注意下さい。
※当構成ではキーボード、マウス、モニターに関しては含めておりません。
全体構成
本構成のパーツ構成一覧表になります。
パーツ名称 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
CPU | AMD CPU Athlon 200GE YD200GC6FBBOX Vegaグラフィックス搭載 | ¥6,600 |
CPUファン | 上記付属のものを使用 | ¥0 |
マザーボード | ASRock AMD Ryzen AM4 対応 A320 チップ搭載 MicroATX マザーボード A320M-HDV R4.0 | ¥5,718 |
メモリ | CFD販売 デスクトップPC用メモリ PC4-19200(DDR4-2400) 4GB×2枚 | ¥5,580 |
SSD | WD 内蔵SSD M.2-2280 / 120GB / WD Green / SATA3.0 / 3年保証 / WDS120G 2G0B | ¥3,780 |
電源 | 玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS 400W ATX電源 KRPW-L5-400W/80+ | ¥3,311 |
PCケース | Thermaltake Versa H18 ミニタワー型PCケース CS7097 CA-1J4-00S1WN-00 | ¥3,109 |
OS | Ubuntu 20.04 LTS | ¥0 |
その他 | 工具、雑費等 | ¥2,013 |
合計(税込み) | ¥30,111 |
ちょうど3万円ですね、全て新品のものを購入しました。
PCとして使用するにあたって必要最低限のパーツを選びました。
OSはLinuxを採用しました。
Windowsを使用するのであれば3万円での構築は少し難しいかもしれません。
また、上記パーツは全てAmazonさんで調達しました。
自作PCの基本パーツは全てAmazonさんに揃っています。
たまに他のオンラインショッピングの広告で凄い安くパーツが売ってたりしますが、そういうのは大体ジャンク品や流通元が不明なものだったりするので注意が必要です。
自作PCマンになるにあたってパーツの購入元の調査は必ず行うようにしましょう。
パーツ構成
では各パーツについてまとめます。
※記事内での価格とリンク先での価格とで相違がある場合がありますがご了承の程お願い致します。
CPU & CPUファン
・商品名
AMD CPU Athlon 200GE
・メーカー
AMD
・型番
YD200GC6FBBOX
・価格
6,600円
・説明
AMDのエントリー向けCPU、「Athlon 200GE」です。
CPU コアを2つ、GPUコアを 3つ搭載しています。
同じコアを採用したモデルに「Ryzen 5 2400G」と「Ryzen 3 2200G」がありますが、どちらも1万円を超えています。
200GEは7000円を切っているにも関わらず上記モデルと同程度のスペックを持っていて、同じ価格帯のモデルよりも相当コスパが良いことが分かります。
安くて使えるCPUが欲しいといった方にはとてもおすすめのCPUになります。
マザーボード
・商品名
ASRock A320M-HDV R4.0
・メーカー
Asrock
・型番
A320M-HDV R4.0
・価格
5,718円
・説明
ASrockからの低価格microATXマザーボードです。
特徴としてはとにかくシンプル!
安めのマザーボードを買うとポートの数が異様に少なかったり、対応CPUの幅が狭かったりしますが、本マザーボードはそのようなことはなく、USB2, 3.0 シリアル HDMIと必要なポートが滑って揃っていて対応CPUの幅も広いです。
M.2スロットも内蔵してあります。
管理人の個人的おすすめマザーボードです!
メモリ
・商品名
PC4-19200(DDR4-2400)
・メーカー
Crucial(クルーシャル)
・型番
W4U2400CM-4G
・価格
5,580円
・説明
デスクトップ用のCPUメモリです。
組立時だけではなくメモリ増設の際にもおすすめです。
こちらのブランドは1ヶ月の保証がついていて、安心して購入ができます。
オーバークロック耐性もかなり良いです。
安くて信頼のあるCPUメモリ、そんな素晴らしい商品がこちらになります。
SSD
・商品名
WESTERNDIGITAL
・メーカー
Western Digital
・型番
WDS120G2G0B
・価格
3,780円
・説明
M.2タイプのSSDになります。
SATA3.0で容量は120GBです。
しかもなんと3年保証付きです。
個人的にM.2タイプが大好きで購入元も非常に信頼できるということでこちらを採用しました。
ベンチの結果(後述の性能、使用感参照)も悪くなく非常にコスパの良いストレージディスクなのかなと思います。
電源
・商品名
ATX電源 KRPW-L5-400W/80+
・メーカー
玄人志向
・型番
KRPW-L5-400W/80+
・価格
3,311円
・説明
でました玄人志向!!
こちらの商品はもう有名ですね。
玄人志向の400W電源になります。
この価格で省電力モード、VGA増設にも対応しており、流石としかいいようがありません。
個人的な感想ですが、音もうるさくなく静音とまではいきませんが普通に暮らす分には特に音は気にならないと思います。
特に電源に対してこだわりが無いようでしたら、安いジャンクで流通経路が不明なとこの電源を買うよりも(発火の危険性等があります)有名メーカーの玄人志向さんの電源を使うのを推奨します。
PCケース
・商品名
Versa H18
・メーカー
Thermaltake
・型番
CA-1J4-00S1WN-00
・価格
3,109円
・説明
こちらも有名なPCケースかなと思います。
片側がクリアケースとなっていて見栄えはとてもおしゃれです。(中身見れるのは大事ですよね)
機能に関しては、USB2.0が2ポート、USB3.0が1ポートあります。
そして正面のラインがブルーに光る仕様になっています。
そしてこの値段です..(コスパ良すぎる…)
おしゃれなケースで迷ってる方におすすめのケースです。
工具
自作PCを組む際にパーツの他にも組み立ての際に使用する工具や部品が必要になってきます。
パーツに同梱されていることも多いですが、主に以下の部品、工具があると組み立ての際に安心できると思います。
- 工具セット
- ハサミ
- 養生、セロハンテープ
- 結束バンド ro ケーブルバンド
工具に関しては、後で必要な工具が足りなくなってしまったということが無いようにセットになっているのもを購入するのがおすすめです。
いくつかおすすめの工具セットを↓に貼っておきます。
性能、使用感
HARDINFO
hardinfoでのベンチマーク測定結果です。
UNIX BENTCH
Linuxでは有名なunix bentchでのベンチマーク測定結果です。
使用感
普通にYoutube視聴等のネットサーフィンをするくらいでしたらサクサクですのでストレスなく使用できます。
ブラウザで複数タブを開いて使用したり、ツールをいくつも立ち上げてたりすると重くなったり、ブラウザやツールが落ちたりしてしまいます。
個人的にはLinuxの検証機としてしか使用していないので全く問題ありません。
まとめですが、動画編集やゲーミング、リアルタイムなビジネス用途等でなければ非常に使い勝手の良いパソコンが出来上がったかなと思います。
まとめ
今回の構成は費用3万円と格安ですが、中古でよくわかない安価なPCよりも高いスペックを持っているといえるのではないでしょうか。
ゲーミング目的等の高機能スペックPCを自作するとなると、費用は平気で10万円を越します。
初めての自作PCで10万円は少し勇気がいるものになります…
もちろん失敗だってする可能性はあります。
そんな時は本構成のような低価格自作PCで一度練習をするのをおすすめします。
費用も3万円で仮に失敗したとしても3万円なのでまあ許せるラインになります。
自作PCを初めてみたい、しかし知識が無い、といった方に本構成はとてもおすすめです。
本記事で少しでも多くの方に自作PCの興味を持って頂けたらと思います。
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