OSS版GitLabのアカウント登録方法で地味にハマったので、ネタになるかなと思ったので記事に残しておきます。
アカウント作成方法
管理者ユーザ
OSS版GitLabを初めて利用する時、以下ログイン画面で新しくユーザを作成する必要があると錯覚してしまうのですが、「Register now」から新規ユーザを作成しても管理者の承認が必要だと言われてしまいます。
実は、最初は管理者ユーザ(root)でログインする必要があり、新規ユーザは管理者ユーザにて作成する必要があります。
管理者ユーザのパスワードは下記コマンドから取得することができます。
$ sudo cat /etc/gitlab/initial_root_password
# WARNING: This value is valid only in the following conditions
# 1. If provided manually (either via `GITLAB_ROOT_PASSWORD` environment variable or via `gitlab_rails['initial_root_password']` setting in `gitlab.rb`, it was provided before database was seeded for the first time (usually, the first reconfigure run).
# 2. Password hasn't been changed manually, either via UI or via command line.
#
# If the password shown here doesn't work, you must reset the admin password following https://docs.gitlab.com/ee/security/reset_user_password.html#reset-your-root-password.
Password: <rootユーザのパスワード>
# NOTE: This file will be automatically deleted in the first reconfigure run after 24 hours.
ですので初ログイン時は、「Username or email」に”root”、「Password」に上記で取得したパスワードを入力し、ログインします。
一般ユーザ
一般ユーザは管理者ユーザ(root)で作成する必要があります。
以下、一般ユーザの作成手順です。
GitLabに管理者ユーザでログインし、画面左上「Menu」→「Admin」を選択します。
画面遷移後、左ペイン「Users」→「New User」をクリックします。
ユーザ情報の入力画面に遷移するので、必要事項を記入しページ下部の「Create User」をクリックします。
※「Accont」情報以外はデフォルト値のままでも問題ありません。その場合ユーザ権限は一般権限になります。
※管理者権限を与えたい場合は、「Access」→「Access Level」で”Administrator“にチェックをつけます。
以上で一般ユーザ作成は完了です。
コメント